2010年06月05日

多汗症の皮膚科での治療

 多汗症の治療は皮膚科・美容皮膚科で行うことができます。
 皮膚科は一般的な皮膚の疾患を治療する場所ですが、美容皮膚科は皮膚に疾患がなくても美容を目的として皮膚の改善を行う治療をするという場所です。
 
 皮膚科・美容皮膚科での多汗症の治療の流れとしては、病院へ行ってからの問診から医師とのカウンセリングに入ります。
 大切なのはこの医師とのカウンセリングです。
 多汗症についての疑問や気になっていること、苦痛なことなどはこの時にできる限り伝えておくようにしましょう。
 逆に医師からは治療についての方針や費用、注意事項などを説明してもらうようにお願いしておくと安心して多汗症の治療をしていくことができるようになります。

 最近よく耳にすることが多くなった「インフォームドコンセント」というものもしっかりと行うようにしておきましょう。
 インフォームドコンセントとは、治療における「説明と同意」のことです。
 皮膚科・美容皮膚科で特に手術などで多汗症を治療する場合、リスクなどについて理解しておくことが大切なので必ず行うようにしましょう。

 皮膚科・美容皮膚科での相談、診察、インフォームドコンセントを終了して手続きや同意書の記入が済めば、多汗症の治療としての手術やボトックス注射などの施術、治療に入ります。

 多汗症はデリケートな問題として扱われることが多い病気です。
 自分が納得できる形で治療することができるように、信頼できる皮膚科・美容皮膚科を選んでいきましょう。
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多汗症と傷病手当について

 多汗症は保険が適用される病気であると共に傷病手当金を受給することができる病気でもあります。
 傷病手当金とは、健康保険から支給される給付金のひとつです。
 病気や怪我のために仕事ができなくなった時、その間の生活保障をしてくれます。
 以下の条件を満たしていれば傷病手当の支給対象となります。
・病気や怪我のために療養中(自宅療養を含む)であること
・病気や怪我のため仕事ができないこと
・療養のため4日以上欠勤したこと
・4日目以降給料をもらっていないこと(一部例外あり)

 多汗症と傷病手当金というとあまり関係がないようにも思えるかもしれませんが、多汗症で汗腺を取り除く手術などをした場合には入院が必要だという場合があります。
 そんな時には傷病手当金を受給できるのです。
 
 手続きとしては、「傷病手当金請求書」に事業主の証明と医師の意見書を添えて保険者に提出するだけです。
 傷病手当の申請には、2年という時効があるので注意してください。

 多汗症に限らず、傷病手当は受け取り始めてから1年6ヶ月の範囲で支給されます。

 また多汗症の手術などの場合には、高額医療費制度を使って申請をすると一定の上限額の負担のみで済ませることができるということができます。
 高額医療費制度については傷病手当金とは異なる条件などがあるのでチェックしてみてください。

 一般的に多汗症の治療には費用がかかると言われているので制度を上手に活用していきたいものですね。
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多汗症の治療の病院選び

 多汗症の治療を考えているという場合に悩んでしまうのが病院選びになると思います。
 デリケートな問題でもある多汗症という病気は、病院に行くことに抵抗があるケースも多いので、どこの病院が良い病院なのかという病院選びが少し難しいという欠点も持っています。

 多汗症の治療のための病院選びについてのポイントをいくつか見ていきましょう。

 まず多汗症の病院選びでは雑誌やインターネットの広告が目立つことと思いますが、あまり派手に宣伝をしている病院は広告費にばかり経費をかけている可能性があり、肝心の多汗症の治療などの診療運営がきちんとできていない病院が存在してしまうことがあります。
 すべての病院がそうというわけではありませんが、病院選びのひとつの目安にしていきましょう。

 また、病院に一度も足を運ばずに診療の予約をしてしまうと、病院内の雰囲気や清潔さスタッフの対応などがわからないままになってしまうことがあります。
 相談を兼ねて一度病院を訪ねてみることも大切な病院選びのポイントになります。

 医師とのカウンセリングはもちろん重要です。
 多汗症の治療をしていく上で、多汗症についての詳しい説明がないまま治療や手術などを行う病院は論外です。
 多汗症の患者さんが充分に納得できる環境での治療ができる病院が何よりも理想的になります。

 費用が妥当かどうか、費用を明記しているかどうかという点などからも自分に合った病院選びをしていくことが大切になってきます。
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多汗症の治療 〜漢方〜

 多汗症の治療方法のひとつとして注目されているのが、漢方を使ったものです。
 漢方とは生薬を使って病気などの治療をしていく医学を指すものです。
 人間の回復力や正常に戻ろうとする力などの生命力を高めることを根拠としている漢方の考え方が特徴です。
 そのため、多汗症の治療に使う漢方は、医薬品などに比べると即効性はありませんが副作用の心配がほとんどないため安心して長期間使うことができます。
 逆に言えば、即効性がない分時間をかけて漢方を飲み続けることが大切なポイントになるのです。

 漢方医学の見地から多汗症を考えると、まず多汗症の患者さんは虚弱体質であることが特徴だと言われています。
 虚弱体質の人は体格に関係なく、全身に力が入らずに皮膚のしまりも悪いために汗をかきやすいとされているのです。
 また、肥満などとは関係ない緊張や不安、ストレスから起こる多汗症についても漢方からのアプローチをすることはもちろん可能です。

 多汗症に効果がある漢方は大きく分けて、自立神経の働きを整えていく漢方の系統と汗のコントロールをしていく系統の二種類があります。
 どちらの系統の漢方を選ぶか、また組み合わせていくかなどは多汗症の症状を診た上で、漢方の専門医と相談しながら決めていくと良いとされています。

 多汗症に効果がある漢方としては「防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)」「黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)」などの“黄耆(おうぎ)”を含んでいるものや「柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)」「五苓散(ごれいさん)」などがあります。
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多汗症の治療 〜ツボ〜

 多汗症に効果があるツボというものがあります。
 ツボは体の異常などが痛みや心地よさという感覚で現れる場所として考えられているもので、ツボ治療をしていくための重要な場所・急所としてとらえられています。

 汗を抑えるツボや不安や緊張を抑えるツボを刺激することで、多汗症の対策にすることができるので多汗症に悩んでいる場合には試してみてください。
 
 多汗症に効果があるツボには次のようなものがあります。
●陰げき(いんげき)
 手のひらの小指側の手首から人差し指一本分ひじへ寄った場所。
 このツボは熱をしずめてくれる効果があります。
●後谿(こうけい)
 手を握り締めた時に小指側に飛び出す場所。
 熱をしずめる働きを持ったツボです。
●身柱(しんちゅう)
 首の後ろの付け根の大きな飛び出た骨から背骨を3つ下がった場所。
 熱をしずめ、自律神経を整えます。
●合谷(ごうこく)
 手の甲の親指と人差し指の間。
 熱をしずめる効果があるツボです。
●復溜(ふくゆ)
 内くるぶしの中心から指三本上がった場所。アキレス腱のふちです。
 体内の水分をコントロールして、発汗を抑えることができるとされるツボです。
 
 これらのツボを刺激していくことで、多汗症の症状を和らげていくことができます。
 また多汗症の治療方法としては、ツボを指圧したり鍼灸を使う鍼灸療法というものもあります。
 ツボを使った鍼灸療法などでの多汗症の改善は続けていくことがポイントになります。
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多汗症の治療 〜超音波〜

 多汗症の治療方法のひとつとして挙げられる超音波での治療について見ていきましょう。
 
 超音波での多汗症の治療の仕組みは、超音波の振動を皮下組織全体に当てていくだけで多汗症の原因となっている“エクリン汗腺”とわきがの原因となる強い臭いを持つ汗を出す“アポクリン汗腺”の両方の汗腺を破壊していくというものです。

 超音波の振動は血管や神経については、超音波の周波数をきちんと調整することで傷つけずに、安全に施術することができます。
 つまり超音波の周波数を汗腺だけを破壊するように合わせていくということになりますね。

 超音波での多汗症の治療のメリットは、短時間の施術ですむことや出血や傷などがないこと、痛みがないということなどがあります。

 また超音波では「超音波吸引」という多汗症でもわきの多汗症に向いている治療方法があります。
 わきをわずかに切開して吸引の準備をしながら、超音波で汗腺を破壊しながら、破壊した汗腺を吸引していくという方法です。
 通常の吸引治療よりも除去の確率がぐんとあがるとされています。
 「超音波吸引」については切開があるので、麻酔などを使います。
 信頼できる病院や医師を探すことが大切なポイントになってくるので、慎重に選んでいくようにしてください。

 超音波を使った多汗症の治療については、事前に医師の説明などをしっかりと聞いておくことや、多汗症の治療についての正確な情報を集めておきましょう。
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多汗症の治療 〜薬〜

 多汗症は薬を使って治療していくことが可能です。
 多汗症の薬物療法に使われる薬には大きく分けて3つの系統があります。
 
 ひとつは「グランダキシン(トフィソバム)」などの自律神経を乱れを整える薬です。
 交感神経の興奮が起きた時に分泌されるアセチルコリンが原因となって多汗症の症状は強くなります。
 この交換神経の興奮を抑える薬の「グランダキシン(トフィソバム)」を使うことで、自律神経の乱れやストレスでの発汗に効果があるとされています。
 
 もうひとつは「抗不安薬」「抗うつ剤」です。
 不安や緊張を和らげて発汗を抑制していきます。
 精神性多汗症の症状がひどい場合などには「抗不安薬」や「抗うつ剤」などの薬が効くとされています。

 最後は「抗コリン剤」と呼ばれる薬です。
 神経から汗腺にアセチルコリンが伝達することで汗が出るという状態が大量になると多汗症の症状が起きてしまいます。
 「抗コリン剤」という薬では、アセチルコリンの働きを抑えることができます。
 アセチルコリンを抑制できれば自然と汗の量や汗をかくこと自体も抑制することができるというわけです。

 どの薬もまったく副作用がないということはなく、口の渇きや吐き気、便秘、だるさなどが出てくることがあります。
 中には体質や既にある病気によって使うことができない薬もあるので、薬で多汗症を治療していく場合には、担当の医師とよく相談してどのタイプの薬を使っていくかなどを決めていきましょう。
タグ:多汗症 治療
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多汗症の治療 〜手術〜

 多汗症の治療には、多汗症の原因となっている“エクリン汗腺”やわきがの原因となっている“アポクリン汗腺”など、汗腺そのものを除去してしまう手術もあります。
 限局性多汗症という体の一部分だけが異常に発汗してしまう場合には、手術という形を取ることで汗を抑制することができるようになります。

 手術は、たとえばわきの場合、わきの下を2ミリほど切開して、汗腺を完全に除去・摘出してしまうというものです。
 縫合の必要がないくらい小さな切開なので、日帰りで手術することが可能になっている病院が多く、傷痕も回復して目立たなくなります。
 
 多汗症の治療の中でも、手術は完全に汗腺を除去・摘出してしまうので、最も効果が高いとされています。
 注意したいのは、副作用と言われる「代償性発汗」です。
 科学的な証明はされていませんが、手術や怪我などが原因となって交感神経を損傷した場合には大量の汗をかいてしまう状態に陥ることなどがあります。
 この代償性発汗を始めとした手術のリスクを考慮してくれるような病院や医師を探すこと、そして多汗症の手術についての情報を集めることが大きなポイントになると考えられます。

 もちろん手術となると不安や心配もありますし、充分に検討することや医師と相談することがとても大切になってきます。
 多汗症や多汗症の手術について信頼できる病院を探して、手術についてじっくりと考えていくことや、しっかりとサポートしてもらえる環境作りからスタートさせていきましょう。
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2010年06月04日

多汗症の治療 〜ボトックス〜

 多汗症の治療方法のひとつであるボトックス注射について見ていきましょう。
 ボトックス注射とは、ボツリヌス菌毒素を原料に加工した医薬品を注射で注入していくというものです。
 「毒素」とありますが、医薬品に加工されているので安全です。
 ボトックス注射に使われるボツリヌス菌毒素には筋肉を弛緩させる作用があり、多汗症を起こしている部分に注射することで汗の分泌を抑えることができるようになります。
 
 多汗症の治療はしたいけれど手術などに抵抗があるという人にはボトックス注射での治療が向いていると考えられます。

 ボトックス注射のメリットは、入院する必要がないということとメスを使わないということ、施術が短時間で終わるということなどです。
 しかしボトックス注射にはいくつかのデメリットもあります。
 ボトックス注射のデメリットは、効果が3〜6ヶ月しか持続しないので、定期的に注射しなければならないということがあります。
 また、注射の痛みがあり、副作用(内出血・皮膚の垂れ下がり・頭痛など)がある点もデメリットになります。
 更に妊婦や既に筋弛緩作用がある薬を服用しているという人はボトックス注射を受けることはできないとされています。

 費用面からもボトックス注射について調べておくことは大切になります。

 多汗症で悩んでいる人はボトックス注射を受ける前に、しっかりとボトックス注射についての情報を集めるようにしていきましょう。
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多汗症の治療について

 多汗症は、自宅でできる対策をしていても、やはり本格的に治療していきたいという人もいると思います。
 多汗症の治療にはどのようなものがあるのでしょうか?

 多汗症の治療についてはボトックス注射や外科的な手術、超音波治療、薬を使った治療などがあります。
 ボトックス注射とは、ボトックスを注射することで汗や臭いの元になる神経の働きを弱くして“エクリン汗腺”からの発汗を抑えるというものです。
 手術では多汗症の原因となっている汗腺そのものを除去していくというものなどがあります。
 超音波では、振動を使って多汗症の原因となっている“エクリン汗腺”“アポクリン汗腺”の両方の汗腺を破壊していくという治療を行います。

 ほかにも吸引やレーザーなどの治療方法もあります。
 吸引では小さな切開をした部分から細い管を差しこんで、汗腺などを取り除いていきます。
 レーザーでは多汗症の汗を出す“エクリン汗腺”とわきがの原因となる“アポクリン汗腺”の両方を燃焼させて取り除くことができます。

 多汗症にも様々な治療方法が出てきているので、多汗症の悩みを抱えている人は思い切って治療をしてみることを検討してみても良いと思います。

 多汗症の治療では、多汗症の部位や症状の重さなどに合わせて治療方法を選んでいくことが理想的なので、しっかりと相談できる病院と医師を探していくようにしましょう。
 治療については費用や保険の適用、傷病手当てなどを調べることも忘れずに行いましょう。
タグ:多汗症 治療
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多汗症の対策とは

 多汗症の対策は、精神的な部分と肉体的な部分の両方への対策があるので、自分が行いやすいほうから順番にチャレンジしてみると良いと思います。

 精神的な多汗症への対策は、「ある程度汗をかくことは誰にでもあること」「食事をすれば汗をかくものだ」というように、汗をかいてしまうことを少しずつ前向きにとらえる考え方をしていくことです。
 精神的な多汗症の対策で、緊張状態やストレス状態をほぐす訓練ができるので、精神性多汗症や味覚性多汗症などには効果が出てくると考えられます。

 次に肉体的な多汗症への対策ですが、まずは規則正しい生活をすることからスタートさせましょう。
 生活習慣の乱れや食生活の乱れが多汗症に影響を与えている場合があるので、生活を見直すことで自律神経を整えて、汗を抑えることができるようになってくると考えられます。
 自律神経の乱れは多汗症にはとても影響が大きいのでポイントとして抑えておきましょう。
 また、食事では大豆食品を摂ると効果的です。
 大豆に含まれる「イソフラボン」は女性ホルモンと似た働きをするので、発汗を抑えてくれる作用を持っています。
 食事に大豆食品を取り入れてみましょう。

 多汗症の対策には、このように自分でできるものがいくつかありますね。
 汗をかくことが気になる場合にはぜひヒントにしてみてください。
 どうしても改善しない時には、病院などに相談することや早めに治療に入ることをおすすめします。
タグ:多汗症 対策
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多汗症と子供

 多汗症は子供の時期に発症することが多いとされる病気です。
 子供の多汗症についての情報を集めて、子供の多汗症をより早く見極めることや早めの治療に役立てていきましょう。

 子供の場合、元々新陳代謝が盛んで発汗しやすいということを念頭において、あまり心配しすぎないことも大切です。
 また赤ちゃんでも成人でも汗腺の数は同じなので、表面積の面から考えるとどうしても体の小さな子供は汗を多くかいてしまう状態が多く見られることも特徴的です。
 これらの状況は多汗症とは少し異なるため、様子を見ながら小児科などに相談してみることをおすすめします。

 子供の多汗症は、大人の多汗症と同じように特定の原因が明確にはわかっていないのですが、汗を出すなどの調節をする交感神経の誤作動などで、刺激や緊張に対して過敏に反応してしまい大量の汗をかいてしまうというものです。
 また、子供の多汗症の中にも病気は潜んでいて、低血糖や甲状腺機能亢進症などの影響で多汗症を発症していることもあります。
 子供の年齢や多汗症以外の症状に合わせてチェックしていくことや、専門医に診てもらうことで多汗症の原因となっている病気の治療をしていきましょう。
 
 子供の頃に発症する確率が高いとされる多汗症は、本人にとってはとても辛い病気です。
 なかなか周囲に理解されないことがあるため、子供の多汗症については親や周りの大人が注意して見守ってあげることが大切なポイントになると考えることができます。
タグ:多汗症 子供
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多汗症の症状 〜足の裏〜

 多汗症の中に分類される限局性多汗症という体の一部分に大量の汗をかいてしまう症状が現れる場所のひとつに足の裏があります。
 足の裏の多汗症は、足蹠多汗症(そくせきたかんしょう)と呼ばれることがあります。

 足の裏に異常なほど大量な汗をかいてしまうのが、足の裏の多汗症です。
 靴下が濡れてしまうことや、サンダルやミュールなどが滑ってしまって履けないというくらい汗をかいたり、靴を脱いで家にあがると足跡がついてしまうという状態になってしまうこともあります。

 足の裏の多汗症の原因も、ほかの多汗症と同様に明確にはわかっていないというのが現在の状況です。
 ストレスや自律神経、副交感神経と交感神経のバランスの乱れ、ホルモンバランスの乱れなどが影響しているとも考えられています。
 また、ほかの部分の多汗症と同じように、まったく別の病気が隠れていることもあるので、気になる症状がある人や多汗症がなかなか改善しないという人は病気を疑ってみるというアプローチの方法を試してみることもできます。

 足の裏の多汗症をそのまま放置しておくと、足の角質が汗でふやけてしまい、細菌に感染してしまうことがあります。
 臭いや水虫などの原因にもなるので、足の裏の多汗症の人は特に足を清潔に保ちたいですね。
 もちろん足の裏の多汗症を治療していくことも大切です。
 治療方法は様々なものがあるので、専門医と相談しながら自分の多汗症の症状に合った方法を見つけていくようにしていきましょう。
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多汗症の症状 〜顔面〜

 多汗症の中の限局性多汗症という体の一部分に大量の汗をかいてしまう症状でも、患者さんがとても悩んでしまうのが、顔面の多汗症です。
 顔面多汗症は、汗を大量にかいているという多汗症の症状が誰が見てもわかる顔面に現れてしまうことから、手のひらやわき、足の裏のように隠すことができないという悩みが多いとされています。

 顔面の多汗症の症状は、ほかの多汗症と同じように夏場や運動をした時に限らず、何もしない状態でも顔面にたくさんの汗をかいてしまうというものです。

 顔面の多汗症の原因としては、精神的な緊張やストレス状態が続くことで起きると言われていますが、はっきりとした原因はわかっていません。
 体に病気があったり、遺伝的な体質の問題やストレスなども顔面の多汗症の原因になっているのではないかと考えられています。

 顔面の多汗症の患者さんは、人に見られることに非常に敏感になっているので「汗をとめなくてはならない」という焦りで更に自分を追い込んでしまい、多汗症を悪化させてしまうことが多くあります。
 多汗症は治療していくことができる病気です。
 顔面の多汗症も一度専門医を訪ねて相談することで治療を開始していくことが理想的なアプローチであると考えられます。

 ただし急に顔面に大量の汗をかくようになったという場合には多汗症ではなくほかの病気が隠れている場合があります。
 病気などが原因の場合の多汗症は、病気を治すことで顔面の多汗症も治っていくので病気の治療をしっかりと行うことを優先させていきましょう。
タグ:多汗症 顔面
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多汗症の症状 〜手のひら〜

 多汗症のひとつとして、体の一部分に大量の汗をかくという限局性多汗症という症状があります。
 手のひらに大量の汗をかいてしまうのも限局性多汗症の一種で、手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)とも呼ばれています。

 手のひらの多汗症は、手のひらから汗が滴るように出てしまう症状を持っています。
 手を動かすことで汗が飛び散ることや、教科書やノート・書類が濡れてしまう、手が滑ってしまうので物を落としやすい、握手ができないなどの色々な支障を来たしてしまう状態になってしまいます。
 手のひらの多汗症は患者さん本人とってはとても辛い状態なのですが、なかなか周囲の理解が得られないことがあるため、治療が遅れてしまったり、精神的に不安定になってしまい、精神性多汗症に発展してしまうケースもあります。

 手のひらの多汗症は3つのレベルで分けられているので、悩んでいる人は一度チェックしてみましょう。
レベル1:手が湿っている。触ると汗ばんでいる。光を反射して汗が光る。
レベル2:手のひらに水滴ができて濡れている。見ただけで汗をかいていることがわかる。
レベル3:水滴が手のひらから滴り落ちる状態。

 手のひらの多汗症は幼少期に発症しているケースがあるのですが、治療をしないまま成長してしまうということで、性格が消極的になったり集中力の低下を招くこともあります。
 多汗症の原因ははっきりと解明されていませんが、治療していくことで改善していくことは可能なので、もしかして…と思ったら病院を受診してみてください。
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多汗症の症状 〜わき〜

 多汗症の中でも限局性多汗症と呼ばれる体の一部分だけに大量の汗をかいてしまう症状があります。
 わきは限局性多汗症が現れやすい場所として知られています。

 精神的にも発汗しやすいわきですが、大量の汗をかくことが多汗症の特徴なので、普通の人よりも多くの汗をかくことが見分けるポイントになってきます。
 
 わきの多汗症で悩んでいるという人の多くが「多汗症」と「わきが」の違いがわからないということや混同ということに陥っていることも事実です。
 わきの多汗症は、そもそも“エクリン汗腺”という汗腺から出る体温を調節するための汗です。
 対してわきがの原因となる汗は“アポクリン汗腺”という絵クリン汗腺からの汗とは異なる成分の汗を分泌します。
 わきの多汗症の汗である“アポクリン汗腺”からの汗は、わきがの汗とは違って、臭いがきついということや、服に黄ばみを作ってしまうということはありません。

 わきの多汗症の原因は、ストレスや緊張、病気などの複雑ではっきりしないものが原因となっていることが多くありますが、わきがの主な原因は体質であるということが大きな原因になっているという違いもあります。

 わきの多汗症とわきがの違いは、素人目には判断することは難しい場合があります。
 中には両方の症状が一緒に出てしまっているという複雑な状況になっていることもあるので、一度専門の医師に診てもらうことを考えていくと良い治療方法に巡り会えるようになると考えられます。
タグ:多汗症 わき
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全身性多汗症について

 多汗症にはいくつかの種類があり、分けて考えることができます。
 種類によっては多汗症の原因や治療方法が異なることがあるので、しっかりと診断をしてもらうことが重要なポイントにもなります。

 多汗症の中でも、体の一部だけでなく体の広範囲や全身に渡って大量の汗をかいてしまう症状を全身性多汗症と呼びます。

 全身性多汗症は、脳の視床下部の体温調節中枢の異常などが原因となって起きてしまうことがあります。
 また、何らかの原因によって副交感神経よりも交感神経の働きが活発になってしまうことで、大量の汗をかくことも、全身性多汗症の原因として挙げられています。

 はっきりとした原因が定まらない多汗症は、体質という分類や精神的なものとして扱う考え方もありますが、次のように具体的な病気や症状に付随して全身性多汗症が引き起こされることがあるので、自分が当てはまるかどうかチェックしておくことも大切です。
 全身性多汗症は、一見すると多汗症とはあまり関係がないように見える「糖尿病」「膠原病」「高血圧」「痛風」などの病気によって現れることもあります。
 また、肥満や妊娠、激しい労働や運動などによっての多汗症も全身性多汗症だと判断されるようになっています。
 当てはまる項目があるという人は、自分ひとりで解決しようとせずに、まずは全身性多汗症の原因となっている病気や症状の治療や改善をしていくように病院などを受診していくことをおすすめします。
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味覚性多汗症について

 多汗症の中には味覚性多汗症と呼ばれる症状があります。
 味覚性多汗症とは、主に食事の時に異常な量の汗をかいてしまうという症状です。
 辛いものや酸っぱいものを食べると、誰でも多少の汗をかくことはありますが、味覚性多汗症の患者さんは辛味や酸味などの味覚神経への刺激が部分的な発汗神経へと伝わってしまい、普通の人よりも遥かに多くの発汗をしてしまいます。
 また、特定の食べ物を食べた時に発汗してしまうというアレルギーのような味覚性発汗を起こす患者さんもいます。

 味覚性発汗症が強く出ている場合には、特に辛味や酸味がない食べ物を食べても強い発汗があるというケースもあります。
 酷くなってくると何を食べても汗をかいてしまうという状態になってくることがあるので、食事の時に汗を大量にかいてしまうことや、それについて悩んでしまう場合には味覚性多汗症を疑ってみましょう。

 味覚性発汗に緊張した時などに起こってしまう精神性発汗が加わることで、大量の汗が出てしまうということが、味覚性発汗症の原因だと考えられています。
 「食事をした時にたくさん汗をかいて恥ずかしかった」「食事をする時にまたたくさん汗をかくのではないか」というような食事の場面での精神的なストレスが原因となって、味覚性多汗症が悪化してしまったという事例もあります。
 また味覚性多汗症そのものの発症の引き金が、食事面での精神的なストレスとなることもあるようです。
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精神性多汗症について

 多汗症の中でも、人前で緊張したり、テストやスピーチなどを控えて緊張することで異常に発汗してしまうという症状を精神性多汗症・緊張型多汗症と呼びます。
 緊張する場面では誰もが多少は手のひらなどに汗をかくことがあると思いますが、精神性多汗症の場合には発汗が強く現れてしまい、たくさんの汗をかいてしまうことがあります。
 また、普通の人が緊張しないような場面である「レジでお釣りをもらう」「お釣りをもらうことを考える」というようなことでも緊張が起こってしまい、発汗してしまうのが精神性多汗症の特徴でもあります。
 
 精神性多汗症の患者さんは、汗をかくことに非常に敏感になっているので、自分の中で汗をかくことについて意識が向きやすくなっていて緊張するような場面や人前で自分を意識するような場面にぶつかってしまうと「汗をかいていることがばれないか」など、更に緊張した状況に自分を置いてしまい、余計に発汗してしまうということがあります。

 また手のひらの多汗症を気にしている人の中には、書類などを汗で汚してしまうことを心配してしまったり、他人に触ることで不快感を与えることを心配してしまうという人も多くいます。

 精神の病気とは断定することはできませんが、非常に精神面からの影響を受けやすいのが精神性多汗症と考えることができます。

 精神性多汗症を克服していくためには、肉体的な多汗症の治療と共に精神面の安定を考えることも必要となりそうですね。
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多汗症の原因とは

 多汗症とは、広くははっきりとした原因がない状態で、手のひらやわき、足の裏、顔面、頭部などに異常に多い汗をかくという疾患です。

 はっきりとした原因がないとされている多汗症ですが、多汗症の種類によっては、緊張や不安などのストレスから交感神経に狂いが生じたり、甲状腺機能亢進症や褐色細胞腫、先端肥大症などが原因となっていることがあります。
 一般的には気温や体温の上昇などが原因となることはなく発汗してしまうのが多汗症だとされています。
 もう少し細かく見ていくと、温度などが高い時に発汗することを温熱性発汗、精神的に緊張した時に発汗することを精神性発汗、辛いものなどを食べた時に発汗することを味覚性発汗というように原因から多汗症の状態を分類することができます。

 また、最初に述べたような疾患が原因となっている場合の多汗症は「続発性多汗症」と呼ばれていますが、原因となる疾患がない人に起こる多汗症は「原発性多汗症」と呼ばれて区別されています。
 同様に全身に多汗症が起きている全身性多汗症という症状と体の一部の部位(手のひら、わき、足の裏、顔面、頭部など)で起きる限局所多汗症も区別されて考えられています。

 多汗症は幼少期に発症する疾患で、精神的な病気ではありません。肉体的な疾患であることを理解しましょう。
 成人すると多汗症が治るケースもありますが、手のひらやわき、足の裏、顔面、頭部といった局所的な多汗症は成人しても治らないことが多く見られます。
タグ:多汗症 原因
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